お兄様、おはようございます
5月も半分を過ぎました。みなさん年始の計画通りにことは運んでおりますでしょうか?
1689年のこの日、松尾芭蕉が弟子の河合曾良(かわいそら)と共に奥の細道の旅へ出発した日にちなんで【旅の日】
『月日(つきひ)は百代(はくたい)の過客(かかく)にして、行かふ年も又旅人也』
という有名すぎる序文の始まりの日という訳です。
そしてこの文章はこう続きます。
『舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老(おい)をむかふる物は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす』
これは舟の上で働く船頭さんも馬を引く仕事をして年をとっていく人も、日常が旅のようなものであり、その旅を自分の家にしているようなものだ、という意味です。
私たちは毎日旅を続けているようなものです。
毎日様々な人に出会い、新しい発見をし、喜怒哀楽と共に過ぎていく時間を思い出に生きています。
そして「あー、家が一番落ち着くわ」というセリフも旅と仕事終わりの帰宅で言ってしまう「あるある」ですね。
一分一秒全てが大切で、無駄な時間などありません。これを読んでいる時間すら二度と戻りません。大切に過ごしていきましょう。
それでは今日も1日頑張っていきましょう