袖振り合うも多生の縁
道を行くとき、見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁によるという意味から、どんな小さな事、ちょっとした人との交渉も偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのであるという意味の言葉。
ご縁
道を行くとき、見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁によるという意味から、どんな小さな事、ちょっとした人との交渉も偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのであるという意味の言葉。
ご縁
「縁」のある人とは、約束もないのに何度も顔を合わせたり「縁」のない人とは、約束しても会えなかったりします。そんな「ご縁」が自分の想う人と結ばれること、そして、ぜひ結ばれるよう神様にお願いすることを「縁結び」といいます。
「ご縁がある」という言葉を聞いたことがあると思いますが、『自分』と「関係」するものを『縁』と言います。
「ご縁がある」という言葉を聞いたことがあると思いますが、『自分』と「関係」するものを『縁』と言います。
『万物』（全ての存在）は、宇宙の中にあり、それぞれが大自然（総天）の一部なので、「つながり」はあります。その「つながり」の中でも特に「影響し合っている関係」をここでは『縁』と呼ぶことにします。
※人によって定義や意味が違いますので、あくまで『心身元氣楽』の考える、『縁』になります。
『縁』にも「ご」を付けて『ご縁』と呼ぶことからも分かりますが、日本人は古来から、『ご縁』を大切にしてきました。
さらに、『ご縁』のあるものに対しては、「●●様」と敬称を付けて尊重し、敬意を表してきました。
関係性が「見えている」ものに対しては
●お互い様
●お世話様
●お疲れ様
●ご苦労様
●ご馳走様
といった、感謝を表す言葉や、ねぎらう言葉があります。
関係性は「見えない」けれど、『自分』を支えているものに対しては、
●お陰様
という言葉があります。見えないところ（陰）にいる「存在」への感謝の氣持ちを表しています。
『縁』を形で表すと『環』（わ）です。簡単に言いますと、ドーナツ状の丸い形です。
『環』は、エネルギー（氣）の流れでもあります。上から流れて、真ん中（中心軸）を通り、下に流れて、また上に循環します。
この世の全ての「存在」は、『円環』＝トーラス状にエネルギーが回っています。
広大な宇宙の銀河系から、素粒子レベルのミクロの世界まで全てです。もちろん、私達「人間」も。
また、ご存知の方も多いかもしれませんが、私達がいる「地球」も一つの大きな磁石とも言われています。北極と南極を結んだ「中心軸」を通って「地磁気」が循環し、『環』の形になっています。
「人間」の場合は、『氣』（生体エネルギー）が流れています。
それが『身体』の「中心軸」を通って循環し、『環』の形になっています。
【距離によって影響する度合いが変わる】
「距離」が近ければ近いほど、『環』の力が強まる性質があります。逆に、遠くに離れれば離れるほど、力は弱まっていきます。
物理的な『身体』の「距離」もありますが、精神的な『心』の「距離」もあります。
例えば、離れたところに住んでいても、『心』の「距離」が近ければ、
結びつきの強さ、影響する「度合い」は強いです。『縁』が近いと言えます。
『縁』という字が使われている言葉がありますが、距離感や、結びつきの強さ、影響する「度合い」を表しています。分かりやすく図と一緒に説明すると、以下のようになります。
一つ注意していただきたいことがあります。（大切なので、あえて強めにお伝えしておきます♪）
それは、「ご縁がある」ことと「自分にとって都合が良い」は違うということ。
でも、それは自分にとって「都合のいいこと」が無いだけであって、
本当は、『自分』を支えてくれている『ご縁』に囲まれているはずです。
「今の自分」が存在できている時点で、たくさんのものに支えられているわけで『ご縁』に恵まれていることを忘れているのです。氣がついていないだけです。
『自分』と少しでも関わりのあるものは、『ご縁』であり、それだけで尊いのです。良いことも悪いことも、楽しいことも苦しいことも、全てが『ご縁』。
人生にとって大切なものであり、決して無駄なものはありません。
「今」ある、目の前の『ご縁』を蔑ろにせず、大切にしていれば、自然と良い展開が生まれますし、良い関係も育まれていきます。
ほたる
※人によって定義や意味が違いますので、あくまで『心身元氣楽』の考える、『縁』になります。
『縁』にも「ご」を付けて『ご縁』と呼ぶことからも分かりますが、日本人は古来から、『ご縁』を大切にしてきました。
さらに、『ご縁』のあるものに対しては、「●●様」と敬称を付けて尊重し、敬意を表してきました。
関係性が「見えている」ものに対しては
●お互い様
●お世話様
●お疲れ様
●ご苦労様
●ご馳走様
といった、感謝を表す言葉や、ねぎらう言葉があります。
関係性は「見えない」けれど、『自分』を支えているものに対しては、
●お陰様
という言葉があります。見えないところ（陰）にいる「存在」への感謝の氣持ちを表しています。
『縁』を形で表すと『環』（わ）です。簡単に言いますと、ドーナツ状の丸い形です。
『環』は、エネルギー（氣）の流れでもあります。上から流れて、真ん中（中心軸）を通り、下に流れて、また上に循環します。
この世の全ての「存在」は、『円環』＝トーラス状にエネルギーが回っています。
広大な宇宙の銀河系から、素粒子レベルのミクロの世界まで全てです。もちろん、私達「人間」も。
また、ご存知の方も多いかもしれませんが、私達がいる「地球」も一つの大きな磁石とも言われています。北極と南極を結んだ「中心軸」を通って「地磁気」が循環し、『環』の形になっています。
「人間」の場合は、『氣』（生体エネルギー）が流れています。
それが『身体』の「中心軸」を通って循環し、『環』の形になっています。
【距離によって影響する度合いが変わる】
「距離」が近ければ近いほど、『環』の力が強まる性質があります。逆に、遠くに離れれば離れるほど、力は弱まっていきます。
物理的な『身体』の「距離」もありますが、精神的な『心』の「距離」もあります。
例えば、離れたところに住んでいても、『心』の「距離」が近ければ、
結びつきの強さ、影響する「度合い」は強いです。『縁』が近いと言えます。
『縁』という字が使われている言葉がありますが、距離感や、結びつきの強さ、影響する「度合い」を表しています。分かりやすく図と一緒に説明すると、以下のようになります。
一つ注意していただきたいことがあります。（大切なので、あえて強めにお伝えしておきます♪）
それは、「ご縁がある」ことと「自分にとって都合が良い」は違うということ。
でも、それは自分にとって「都合のいいこと」が無いだけであって、
本当は、『自分』を支えてくれている『ご縁』に囲まれているはずです。
「今の自分」が存在できている時点で、たくさんのものに支えられているわけで『ご縁』に恵まれていることを忘れているのです。氣がついていないだけです。
『自分』と少しでも関わりのあるものは、『ご縁』であり、それだけで尊いのです。良いことも悪いことも、楽しいことも苦しいことも、全てが『ご縁』。
人生にとって大切なものであり、決して無駄なものはありません。
「今」ある、目の前の『ご縁』を蔑ろにせず、大切にしていれば、自然と良い展開が生まれますし、良い関係も育まれていきます。
ほたる