今週末は少しでも出勤をと思っていましたが、子供のサポートのため敢えなく断念。
この時期になるとやってくる、本宮家恒例「進級試験に向けての猛勉強週間」。
今年は数学、去年は物理を必死にやっていたような気が(^^;;
勉強大嫌いな息子は大荒れ、上手く教えられない私はイライラ…
こんな時、父が生きていてくれたらとしみじみ思います。
生前の父は勉強を教えるのがとにかく上手な人でした。
おかげで私は一度も塾に行かなくて済んだし、受験の時期には近所の子供達が父の部屋を足繁く訪れていたのを懐かしく思い出します。
長期出張や単身赴任で家に殆ど居られなかった父と過ごした時間はとても短かったはずなのに、私の世界は父から与えられたものばかり…
科学も文学も音楽も、草花や星の名前も。
人生の幕引きさえ、自分の理想通りでないと気が済まない人でした。
私としては、立派な父ではなくなったって、ただ生きてさえいてくれればそれだけで充分だったのですが。
こうして息子の勉強に付き添っていると、父ならどのように教えただろうと、うっすらした記憶を手繰り寄せるように思いを巡らせます。