理不尽に残酷に人々に快楽を与える
暴君 股の名を ドSでした
そのため市の人々は
ひっそりと息を潜めて
喘ぎ声を押し殺して
暮らしていました
村に住む牧人エロスは
妹の結婚式の買い物のために
はるばるシクラスの市へやって来ました
エロスはシクラスの市のあまりの不自然さに
市の人に理由を尋ねました
王様ディオニスは
誰のことも信用せず
平気で人前で全裸になる
ドSだということを聞き
エロスは激怒しました
性技感の強いエロスは
後先考えずに城に乗り込み
拷問イスに掛けられて
お尻を開発されてしまうのでした
王様の前に引きずり出されたエロスは
" 人の心を疑うのは "
" 人前で全裸になるより恥ずべき悪徳だ "
と王様を非難しました
しかし
" 人の心と体はあてにならない "
" 自分の性欲を過信してはならない "
とエロスの話に
耳を貸すことはありませんでした
それどころか 歯向かってきたエロスに
処刑の宣告をするのでした
ドMに目覚める覚悟していたエロスでしたが
村で暮らすたった一人の幼女(妹)のことが
脳裏をかすめました