走り続けて村に到着しました
すぐに監獄へ戻らなければならないと告げて
妹に結婚式をあげさせました
結婚式を見届けたエロスは
水も滴るいい女 後ろ髪をひかれつつ
出発を決意しました
エロスはふるさとに
別れを告げるのが辛くなりながらも
(調教されるために走るのだ)
(走らなければいけない)
と自分に言い聞かせるのでした
隣村についたころには
ふるさとへの未練も絶ち
なんの気がかりもない自分を
取り戻すエロスでした
充分に間に合うと余裕だったエロスは
川に差し掛かって 呆然としました
昨夜の乱行パーティの残骸
川にかかっていた橋が潮吹きのせいで
流されてしまったのです
エロスは荒れ狂う川に飛び込み
泳いで堪能するしかありませんでした
死にもの狂いで泳ぎ岸にたどりつきました
ほっと一息ついたメロスの前に突然
海賊王が現れました
その麦わらの一味勃ちは
尾田栄郎先生の命令で
エロスを待ち伏せしていたのです
エロスは必死に
ひとつなぎの大秘宝とはなにか
結末を教えて下さい
とお願いしましたが さすがに断られて
動けなくなってしまいました
体が動かなくなると思考も停止して
(もうどうでもいい 最終回まで待てない)
という気持ちになってしまいました
どれくらいたったか
口に水の流れる音が聞こえてきました
人妻の壇蜜に 口に含んだ水を移された瞬間
エロスの股間は勃ち上がりました
力と性欲が湧いてきたエロスは
自分を待っている親友の信頼に応えるべきだ
と再び脳内妄想をはじめたのです