「雪」
日本では昔から季節や雪の状態によって…
雪をさまざまな名前で呼ばれますね。
「粉雪」は、
寒くて乾燥した日に降る細かい雪
「細雪(ささめゆき)」は、
谷崎潤一郎の小説で名高く、同様に細かい雪
「ぼたん雪」は、
気温が高めの日に降る大きめの湿った雪
雪片を牡丹(ぼたん)の花びらに見立てたことから。上から「ぼたっ」と降る重い雪なので語感にも合う。
「風花(かざはな)」は、
晴れた日に舞うようにちらつく雪で、雪国の上空から風に流されて、晴れている地域まで飛んで来ることもある。
「なごり雪」は
「春になっても消えずに残っている雪」と
「春に降る雪」という2とおりの意味で使われる。
「淡雪(あわゆき)」は、
春に降ってすぐ融けてしまう雪
日本人は、季節を感じ、雪、ひとつをとっても、奥深く感じ、繊細に表現される言葉が数多くある。
いにしえの人々の心を感じ、五感を働かせ、奥深い人になりたい…と、常々、思い……思いを馳せる……ねねでございます❤️