ある紳士風の男が
空港の近くにある銀行に
やってきて言った。
「１０ドルほど貸して欲しいんだが」
「１０ドル、でございますか？」
応答した行員は
紳士風の男に言った。
「１０ドルという少額のご融資ですが
初めてのお客様でございますし
何か担保をお預かりすることになりますが
宜しいでしょうか？」
すると紳士は
少し考えてから言った。
「そうだなぁ～～
僕のロールスロイスなんて
どうだろう？」
「ロールスロイス！！
でございますか？｣
「ああ、いま駐車場に
停めてあるから
一緒に見に行こう」
行員が半信半疑のまま
紳士に同行すると
駐車場には
最新型のロールスロイスが
停めてあった
行員は驚いて紳士に言った。
「あの〜お客様、
このお車でしたら
３０万ドルはご融資可能ですが」
「いや、１０ドルでいいんだ」
紳士はそういうと
ササッと手続きを済ませ
車のキーと交換に
１０ドルを受け取って
銀行を出て行った。
行員はロールスロイスを
重役専用のガレージへ移動させ
厳重な監視の下に保管した。
８週間後
紳士が再び銀行を訪れた。
紳士は１０ドルと利息１ドルを支払い
キーを受け取ると
帰り際に微笑んで言った。
「バケーションは最高だったよ」
これは、、、
２ヶ月間の
バケーションの間の駐車料金が
たった１ドルで済んでしまった
という、与太話₍ᐢ..ᐢ
今日も一日お疲れ様でした
おやすみなさい