こんにちは
佐野ミラです🌷
昨日はなんだか写メ日記もTwitterも荒れてたナア……。
いい大人なんだから、しっかりしないといけないですね。
初めて私の日記やTwitterを見た方、ビックリさせてしまいましたね。申し訳ない。
いつも様子がおかしいことでウルトラグループでは有名だけど、たまに"本気の様子がおかしい"になってしまうんです。
大体体調不良とセットで頭もおかしくなる。
そこで私、昨日気付いたことがあって。
【覆水盆に返らず】って有名な故事成語あるじゃないですか。
私の専門は日本文学・平安時代の和歌とかに思われがちなのですが、本当の専門は京劇です。
だから中国語が話せるだけです。
【覆水盆に返らず】がテーマ?になっている演劇があって、『朱買臣休妻〜痴夢〜』という演目があります。
この演目は京劇ではなくて昆曲と呼ばれていて、ハデハデな舞台で演じるものではなく、小さな民家のような小屋で演じられているものです。
ざっくりとあらすじを書くと、歳の差婚をした朱買臣と崔夫人。
奥さんの崔夫人にうだつが上がらず、50歳を過ぎてもなかなか科挙に受からない。
そんな朱氏の様子を見て、「あーコイツもう無理っぽいな。他の男に乗り換えよう。」と考えた崔夫人。
普〜通にバリバリ浮気しまくります。
まあ…現代で言ったら会社でもダメダメ、家庭でもダメダメって感じで、奥さんは他の男の元へ行ってしまった…という感じです。
私は恋愛経験がゼロに近いので、よく分かりませんが小説やドラマでよく見る構図です。
今お付き合いや結婚していて良い人がいたら、良い人(出世しそうな人)をキープしつつ結婚生活やお付き合いを続けるのは昔から変わりませんね。
まあなんやかんやで科挙に合格した朱氏。
ハイ。それを聞いた崔夫人はそりゃ〜もう大興奮です。
崔夫人が浮気していた男は、結婚すると人が変わりDV男と化して、崔夫人は毎日暴力を振るわれていたそうな。
「あの時離縁しなければ…!私は今頃官僚夫人だったのに…!なのに何故…!」と嘆く崔夫人。
「忘れていた。あの人は慈悲深くて、すぐに心変わりする人じゃないわ。"一夜の契りは百夜の情け"とも言うし…。一度掛け合ってみましょう。……この!若い!美貌を!持ってすればイケるでしょう!」と急に自信満々の崔夫人。
ここから有名なシーン、【覆水盆に返らず】に入ります。
崔夫人は復縁を迫ります。
ですが、色々と冷静になった朱氏。
盆にまあまあの量の水を注ぎます。
そして…………。
溢します。
「今溢した水をまた盆に戻してごらん。もし戻せたら復縁してあげてもいいよ。」と朱氏は無理難題を崔夫人に突き付けます。
水はどんどんどんどん地面の土に吸い込まれていきます。
崔夫人は慌てて泥水を盆に入れていく。綺麗な夫人の掌はどんどん汚れていく。
結局一度溢した水をそのまま元に戻すなんてことは不可能で。
「一度起こした過ちや過去、そんなものはこの盆と水と同じ様に元の形に戻すなんて出来っこないんだよ。……君にも分かるレベルの言葉で言おうか?"覆水盆に返らず"だよ。」と朱氏は元奥さん(一応)の崔夫人に告げ、その場を去ります。
その後崔夫人は人生に絶望して入水自殺をしたそうです。
あー怖!
自分で書いてて男の人も女の人も怖いなあ〜と思いました。
楽しく生きていきたいですね。
昨日気付いたことは、この【覆水盆に返らず】と同じで一度壊れたり人の信用を裏切ると、もう二度と前と同じ関係や形には戻らないということ。
私のした事もそう。
荒れ狂ってることでお馴染みの佐野ミラですが、温かい目で見守ってくださると嬉しいです。
謝罪日記とお礼日記、後ほど書きますので該当する方もしない方も読んでいただけますと幸いです。
では、また。
佐野ミラ